天志会は、EHTLの学生および教職員に対し、日本食の神髄を伝えるデモンストレーションを実施し、静岡県・浜松エリアが世界に誇る食のペアリングを提案しました。
白ワイン酵母を使用した「Abysse(アビス)」や、繊細な泡立ちのスパークリング日本酒を提供しました。これらの銘柄は欧州の食文化に馴染みの深い酸味と華やかな香りを持ち、現地の料理人志望者から「西洋料理のコースにも取り入れたい」との強い関心を集めました。
明治18年創業の老舗「入河屋」が、三ヶ日みかんなど地元の恵みを活かした菓子に加え、両国の文化を融合させた「有機抹茶のロールケーキ」を持参しました。
この逸品は、ルクセンブルクの紋章である赤いライオンや国花の薔薇、そして日本の日の丸をイメージした「赤い薔薇のコンフィチュール(薔薇、フランボワーズ、有機砂糖を使用)」を中心に据え、有機抹茶と米粉の生地、さらに北海道産生クリームを用いた抹茶クリームで巻き上げたものです。生地には国産米粉・抗生剤等薬剤フリーの鶏卵を用いたグルテンフリー仕様を採用しています。
厳選された素材と熟練の技が凝縮された洗練された甘みが、革新的なアプローチをとる花の舞酒造の日本酒と見事な調和(マリアージュ)を見せました。
2025年10月に締結された相互理解覚書(MOU)に基づき、単なる試食に留まらない、素材の背景や歴史を含めた深い教育的交流が行われました。
在ルクセンブルク日本国大使館でのレセプションにおいて、静岡の「酒と菓子」の組み合わせが、現地政府・経済界の要人に日本の地方文化の豊かさを強く印象付けました。
天志会は今回の成功を糧に、行動指針である「伝統と革新の融合」や「プロフェッショナルの価値創造」を体現すべく、花の舞酒造や入河屋といった地域ブランドとの連携を深めてまいります。さらに、ルクせンブルクを拠点とした欧州市場への日本食文化の定着と、国際的な食の人材育成をより一層加速させ、日本の飲食業界のグローバル競争力を高めるという使命の実現に向けて邁進いたします。
| 訪問日 | 2026年2月24日(火) |
|---|---|
| 訪問先 |
公立ルクセンブルク・ホテル・観光学校(EHTL) https://www.ehtl.lu/ |
| 協力機関 | 在ルクセンブルク日本国大使館 |
| 実施内容 | マスタークラス(日本食デモンストレーション)、大使館レセプション |
| 使用品目 | 花の舞酒造(浜松市)の日本酒、入河屋(三ヶ日)の和菓子 |
| 関連協定 | EHTLとの相互理解覚書(MOU)締結:2025年10月 |
日本の伝統技術・文化と革新的な経営知識を融合した「世界標準のプロフェッショナル」の育成を目指し、飲食業界のグローバル競争力向上を支援する料理人のプロフェッショナル集団。拠点:大阪府。
フルタイムのホスピタリティおよびツーリズムコースを提供するルクセンブルクの公立学校。欧州のホスピタリティ業界をリードするエリートを多数輩出する、欧州屈指のホスピタリティ教育機関。